個人メモのサイバー書庫

サイバー空間上の個人的なメモなので、読むに値しません。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

巷を席巻する教育理論の正体

最近の教育に関する言説は、大抵知識の習得を「詰め込み」として軽視し、「頭を良くする」教育を目指している感がある。知識を習得しても、それを単なる知識の「伝播」だと揶揄し、それが使われること(プラグマされる)ことが無ければ意味が無いと断じる。…

細菌の培養における物理的因子・化学的因子について

細菌が増えるには、「栄養」「水分」「適度な温度」の三つが不可欠です。こうした条件をコントロールすることで、細菌の増殖を防いだり、細菌が引き起こす様々な病気を防ぐことができます。 しかし、そのコントロールのために細菌を研究するとなると、事情は…

多くの細菌は、その生育や物質代謝に温度や栄養源など様々な環境因子の影響を受けます。細胞培養の大きな利点の一つは、細胞が増殖する環境のうち、それらの環境因子を予め調節できることにあります。それらの環境因子は、物理化学的因子と生理学的因子(ホ…

ウィルスを培養するために必要な条件

ちょうど今はインフルエンザが流行している。各学校で学級閉鎖が相次いでいる様子などが報じられている。毎年流行る、このインフルエンザであるが、予防接種を受けていれば、その症状を軽微なものにとどめておくことができる。又、予防接種を受けた割合が一…

「ありの行列」授業プランを考える04

(4時間目) ウィルソンの行った実験(仮説ー実験ー考察)やアイデア(考え方)の変遷を追いかける。 最初の疑問「ありは、目がよく見えないのに、なぜ行列をつくることができるのだろうか。」 実験(1)ありの巣の近くに砂糖をひとつまみ置き、ありの様子…

ありの行列 教材観

ありの行列の中で見られる「考えの進め方」とは、実証分析の手法である。仮説を立て、調査・実証してみるという手法で、すでに今学年から始まった理科で見知ってる方法である。(理科では「実験レポート」として「実験の目的ー準備物ー実験の手順ー結果ー結…

「ありの行列」 段落間のつながりを考える。

この説明文は、全部で9段落からなっている。(原文にはこの後があったらしい) 第1段落では、話題が「ありの行列」である事が示され、続いて、この説明文を貫くテーマである「(ありはよくものが見えないのに、)なぜ、ありの行列ができるのでしょうか」とい…

悪いのはブラック企業だけか:あなたが残業を止められない真の理由 『残業学』教授が斬る (2/4) - ITmedia ビジネスオンライン

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【書評】『NO HARD WORK!: 無駄ゼロで結果を出すぼくらの働き方』 | ライフハッカー[日本版]

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「ありの行列」授業プラン03

「テキストを徐々に明らかにしていく」というやり方 (1限目)=「テキスト」に出会う 「裁断されたテキストを渡される」 ①テキストは、一つのまとまった文章(テキスト)としてではなく、段落で裁断された「カード」として順不同に与えられる。(このよう…

細菌の培養方法

多くの細菌は、その生育や物質代謝に温度や栄養源など様々な環境因子の影響を受けます。細胞培養の大きな利点の一つは、細胞が増殖する環境のうち、それらの環境因子を予め調節できることにあります。それらの環境因子は、物理化学的因子と生理学的因子(ホ…

ウィルソンの基本的思想

ウィルソンは、アメリカのアラバマ州出身の世界的生物学者・昆虫学者である。(現在90歳ほどか) ウィルソンは、すでに中学校の時にアメリカにはいないはずのヒアリ(ファイアーアント)が地元アラバマ州に広がっていることをつきとめ、後にその調査を州か…

「ありの行列」授業案を考える02

教材観 (教材となる説明文の特長) この「ありの行列」はもう何十年もの長い間教科書で採用されてきた。そのように長い間されてきた理由を考えると、次のようなことが考えられる。 ・「はじめー中ー終わり」の組み立てが明確な構成であること。 (「問い」…

「学びの共同体」による共同学習とは。

tb.sanseido-publ.co.jp

「ありの行列」の授業案を考える。

1時間目 学習目標の確認「考え方の進め方を捉えて、科学読み物を紹介しよう。」 「科学読み物」というものの説明。 教室内や図書室で自分が紹介する「科学読み物」を選んでおく。 一つの説明文を何枚かのカード(A~I)に分けたものを配布する。 題名が「…