個人メモのサイバー書庫

サイバー空間上の個人的なメモなので、読むに値しません。

ダイバーシティの重要性。

ネットの時代は、あらゆる価値観が行き交う「自由交通」の時代である。ソーシャルメディアなどを通して、ありとあらゆる価値観を目にすることになる。当然、自分の価値観との違いを感じることになり、違和感・衝突・脅威の感覚に襲われることもある。その反応の仕方は様々であるが、中には自分の価値観への閉じこもりや相手への一方的な攻撃など極端な反応を示すものも現れる。

そもそもヒトは仕事や住むところ、購入する雑誌や新聞・視聴するテレビやラジオなど一定の価値観を保障する範囲で生活していたが、ネットがその物理的あるいは経済的限界(障壁と言うのか)を取り払ってしまった。言ってしまえば、「出会わなければケンカさることも無かった」異なる階層・異なる価値観の人間が出会うようになるのだ。いわゆる「過剰接続」の時代の到来である。

そんな中でまず出来ることは「多様性」の承認である。考えの違い、価値観の違いを許容するということである。

しかしながら、この価値観の多様性(ダイバーシティ)を認めるというのはなかなか出来ることでは無い。それは常に自分の価値観を揺るがす「ノイズ」を受け入れるということだから。